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発達障害の子どもの指示理解を助ける!サポート方法について!

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「指示をしたのに聞いていない」「言ったことをできていない」などと、感じたことはありませんか?

もしかしたら、指示の内容が理解できていなかったり、やろうとしてもできないのかもしれません。

特に発達障害の子どもの場合、指示理解がうまくできないことがあります。

では、どのように関わり、子どもとコミュニケーションをとっていけばよいのでしょうか。

今回の記事では、発達障害の子どもの指示理解をサポートする方法などについて、一緒に学んでいきましょう。

発達障害の子どもの指示理解をサポート!5つの方法

発達障害の子どもたちの中には、耳からの情報収集が苦手な場合があります

口頭による指示が聞き取りにくかったり、長い説明になると途中から理解が難しくなることがあります。

また、同時に複数の情報が入ってくると、どこに意識を向けたらいいかわからず混乱してしまうことがあります。

視覚的なサポートを取り入れたり、こちらに注意を向けてから短い言葉で1つずつ伝えるようにするなど、伝える側の配慮が大切です。

発達障害のある子どもたちへの支持方法には、いくつかポイントがあります。

具体的な方法をご紹介します。

1.視覚的な視覚的なサポートを活用する

発達障害の子どもは、耳からの情報収集が苦手なことがあります。

そのため、視覚的なサポートを活用することが効果的です。

例えば、イラストや写真、図表を使って指示することで、子どもが理解しやすくなります。

関連記事:先の見通しが持てる視覚支援が発達障害児のパニックを減らします。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

関連記事:発達障害では視覚からの情報が入りやすい子が多いので環境調整も大切です。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

2.短い言葉でストレートに伝える

長い説明や複雑な指示は、途中から理解が難しくなることがあります。

指示を短く、具体的に伝えるように心がけましょう。

一度に伝える内容は1つずつにして、シンプルにまとめます。

直接的な表現を使うことが大切です。

関連記事:発達障害の子ども達への指示は個々に理解しやすい方法で行います。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

3.注意を引いてから指示を出す

子どもが指示に集中できるように、まず注意を引くことが大切です。

目を合わせたり、名前を呼んだりして子どもの注意をこちらに向けた後、指示を出しようにしましょう。

また、指示を出す際は、1つの指示に集中させ、それが完了してから次の指示を出しようにするといいでしょう。

4.具体例を示す

「服がだらしないからちゃんとしなさい」
→「シャツのボタンを留めます」「シャツをズボンに入れましょう」

「それが終わったら片付けておいてね」
→「塗り絵が終わったら色鉛筆を引き出しに入れてね」

「走っちゃダメ!」
→「道路は歩きます」
というように、言い方を工夫することで子どもに伝わりやすくなり、スムーズな行動につなげることができてきます。

また、実際に行う動作を見せたりすることで、視覚的にも理解を促すことができます。

片付けの指示を出す際も、どのように片付けるのか実際に見せてあげるといいでしょう。

関連記事:発達障害の子ども達には特に理解のしやすい声掛けが必要です。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

5.繰り返しと確認

指示を繰り返し伝えたり、理解しているのか確認することで、子どもの理解を助けることができます。

簡単な質問をして、指示をどれだけ理解しているのかチェックするのも有効です。

これらのポイントを踏まえて、子ども一人ひとりの特性に合わせた指示方法を見つけていくことが大切です。

親や支援者がこれらのポイントを意識することで、発達障害のある子どももスムーズに日常生活や学習活動をできるようになります。

子どもたちがスムーズに生活できるよう、理解を促しサポートしていきましょう。

関連記事:発達障害特性で指示に従うのが苦手な子ども達には伝える側の工夫が必要です。

このように、発達障害の子どもたちの中には、耳からの情報収集が苦手な場合があるということをお伝えしました

次に、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している運動療育プログラムの中から「クマ忍者の修行」をご紹介します。

発達障害の子どものための運動療育プログラム「クマ忍者の修行」

こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している運動療育プログラムの中から「クマ忍者の修行」をご紹介します。

「クマ忍者の修行」

  1. 2枚のマットを用意し、間を40センチほど空けて並べます。
  2. 子どもは少し手前からクマの姿勢で進んでいき、両手はマットとマットの間について両足はそれぞれのマットの上に乗せます。
  3. そして、左右にジャンプをします。
  4. それができたら、マットをつなげて並べ、ジャンプをしながら前に進んでいってみます。

これは側転につながる動きです。
上記ができたら足を片方ずつ跳ぶのではなく両足同時にマットからマットへ横跳びをします。

その後も少しずつレベルアップしていくことで段階的に側転の動きに近づけていくことができます。

スムーズにできるようになったら、マットを縦につなげてコースを作り、少し長い距離を移動しながら行ってみましょう。

レベルアップは、マットとマットの間隔を広げる、着地ポイントをテープなどで指定する、ジャンプの時に足を高く上げるようにする、床ではなく平均台を使ってやってみるなどの方法があります。

「クマ忍者の修行」は家庭でも手軽に取り入れることができます。

家庭でやる場合に必要なもの

  • ヨガマットや大判タオルなどの柔らかい敷物 2枚
  • マスキングテープなどのテープ(着地点を示すため)

準備ができたら、あとは上記に記載した1~4の方法でやってみましょう。

家庭で行う場合は、特に安全対策をしっかりしましょう。

  • 敷物の周りに十分なスペースを確保し、周囲に障害物がないようにする。
  • 子どもがジャンプする際にバランスを崩さないように見守り、必要に応じてサポートする。

など、注意して行ってください。

家庭で行う際のモチベーションアップの方法としては、

  • 成功するたびに、スタンプやシールを集める仕組みを作る
  • 子どもの好きな音楽をかけて楽しい雰囲気にする
  • 成功したジャンプの回数を記録して、成長を見える化する

などがあります。

家庭でも楽しく「クマ忍者の修行」に取り組んで、子どもの運動能力と集中力を高めましょう。

子ども達のやる気を引き出すような工夫で楽しくステップアップを目指せるようにしていきましょう。

クマ・忍者に関する運動遊びをもっと知りたい方は、こちらの療育プログラムも参考にしていただけます。

<クマがテーマの療育プログラム>

<忍者がテーマの療育プログラム>

こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している運動療育プログラムの中から「クマ忍者の修行」をご紹介しました。