2017年04月10日
発達障害では嫌な記憶が残りやすくフラッシュバックで苦しむこともあります。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム
発達障害の子ども達は、嫌な出来事が強く記憶に残りやすいことがあります。
そのため、例えば感覚過敏による偏食があるのに
無理やり嫌いな食べ物を口に入れられたりすると、
そのことが原因で大人になってもその食べ物が
食べられなかったり、何十年経ってもその時の記憶が
フラッシュバックしてきて、辛い思いをすることもあります。
適切に対応してあげることで、大きくなるまでに
偏食がある程度軽減することも十分可能なので、
いつも子どもの気持ちに寄り添って、
理解することを大事にしながら支援をすることが大切です。
こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「跳び箱からジャンプ」をご紹介します。
跳び箱の上に上って跳び降りる遊びです。
ジャンプは片足ずつバラバラにならないように、
両足を閉じたままジャンプをし、着地も足を閉じて行います。
また、ジャンプをする時と着地の時は膝を曲げて行い、
膝のクッションの使い方を身につけていきます。
膝を伸ばしたままのジャンプしかできないと、
縄跳びの時に安定せず、連続して跳び続けることができません。
膝の曲げ伸ばしをうまく使えるように練習しましょう。
レベルアップは、跳び箱を高くすることだけでなく
着地点をフープやビニールテープで指定したり、
着地した後にフープを3つくらい並べておいて、
そのままカンガルージャンプで渡る動きをプラスするなど、
子ども達に合わせていろいろアレンジして遊んでみてください。
