発達障害では視覚からの情報が入りやすい子が多いので環境調整も大切です。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

ADHDやASD(自閉症スペクトラム)など発達障害のある
子ども達は、視覚優位であることが多く、
耳から聞くよりも視覚的に情報を取り入れる方が
理解しやすいですが、視覚からの情報が入りやすいので
目に見えるもの全てが刺激になってしまうことがあります。

それによって勉強や作業の途中でも集中が途切れてしまったり
関心が別のところに移ってしまったりするので、
1つのことに集中する時にはついたてを使ったり、
カーテンを引くなどの環境調整も必要になります。

関連記事:発達障害特性に合わせた環境調整や療育で成功体験を増やすことが大切です

こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「へびとカラス」をご紹介します。

子ども達が縄跳びを習得していくためには、
その場での連続ジャンプができることが必要になります。
そこで、その場で連続ジャンプをする練習をしていきます。

指導者が2人で縄の両端をそれぞれ持って子どもの前に立ち、
子どもに向かって進んで行きます。

その時に「へびがきたぞー!」と言って縄が足元に来たら、
子どもは縄をジャンプして跳び越します。

次は反対側から「カラスがきたぞー!」と
縄が頭の上を通るので、縄の方を向いて
縄に当たらないようにその場でしゃがみます。

これを繰り返し、だんだん素早く反応できるように行いましょう。

最初のうちは、縄が来ると縄に向かって跳び出してしまい、
なかなかその場でのジャンプができません。

縄が近くにくるまで我慢できるように、
工夫しながら遊んでみてください。

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