2018年07月19日
発達障害の特性で感情コントロールが難しく悩んでいる子達がいます。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム
発達障害の子ども達の中には、物事が自分の思い通りにならなかったり
どうしたら良いかわからなくなると、急に怒って怒鳴ったり
泣きわめいたりしてしまい、感情のコントロールがうまくできないことに
悩んでいる子ども達がとても多くいます。
これは発達障害による脳の特性で、「短気」とか「わがまま」という
ことではありません。
自分の気持ちを表現したり相手に伝えることが苦手で、
本人もどうしたら良いかわからなくて困っているケースが
多いので、気持ちが落ち着いたら話し合ってみたり、
できるだけストレスを減らしてあげるような工夫も大切です。
療育活動の中でも、そうした困り事を改善していけるように
促しながら、子ども達をサポートしていきましょう。
今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「忍者おつかい」をご紹介します。
タオルやハンカチを足の間に挟んでジャンプしながら
縄などの低い障害物を跳び越えていきます。
気をつけるポイントは、音を立てないジャンプをすること、
挟んだタオルを落とさないこと、障害物に当たらないことです。
ジャンプした時に、タオルを落としてしまう場合は
どの位置に挟めば落ちないかを見本を見せながら
しっかり伝えておいてください。
また、焦って進もうとするとジャンプで音がしてしまうので、
慌てずに膝の曲げ伸ばしの力を使って音のしない
静かなジャンプができるように促しましょう。
最初から全てを完璧にできなくても良いので、
少しずつ上達を目指して遊んでみてください。
