自閉症スペクトラム, 運動療育・運動遊び

ASDの中には空間認知能力が弱い子ども達がいます。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

空間認知能力とは、物の形や大きさ、距離、方向などを正確に把握し、
認識する能力です。

この能力が低いと、スポーツが苦手だったり、
よく物や人にぶつかる、よく転ぶ、字や絵をかくのが苦手
ということが見られます。

転ぶ問題は「よく転ぶ子どもは病気や発達障がい?原因別の特徴や対策を解説」をご覧ください。

たくさん体を動かして遊ぶことでも空間認知能力を
鍛えることができるので、工夫した遊びで力を養っていきましょう。

空間認知能力のことをもっと知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。

運動療育プログラム「動物フープ渡り」のご紹介

こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「動物フープ渡り」をご紹介します。
複数のフープを、少し間隔をあけながら並べます。
このフープを上を、フープに当たらないように気をつけて
クマ歩きやかえるジャンプ、カンガルージャンプなどの
動物に変身して進んでいきます。

フープ同士の間が空いていることで空間認知力を養うことが
できますが、あまり空けすぎるとバランスを崩して
転んでしまうことがあるので気をつけます。
また、直線だけでなく斜め方向にも進むことができるように
コースをアレンジしていきましょう。

この遊びは速く進むことよりもフープに当たらずに
正確に進むことが大切なので、
そんな動機付けをしながら提供していきましょう。

空間認知能力を鍛える運動療育は、こちらの記事でも紹介しています。あわせてご活用ください。

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発達支援に特化した放課後等デイサービスを全国190教室以上展開する「こどもプラス本部」は、筑波大学大学院博士課程修了・柳澤弘樹博士(体育科学)の研究成果を基に設立されました。
身体活動と脳機能に関する研究を行い、発達障がいのお子様向けの運動プログラム開発に貢献しています。

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発達障がいのお子様向け放課後等デイサービス・児童発達支援 - こどもプラス
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