運動療育・運動遊び

「平均台カニ歩き」で足の内股の筋力や協応力も養います。放課後等デイサービスの運動療育プログラム

今回のテーマは運動療育プログラム「平均台カニ歩き」です。

平均台カニ歩きの効果

子ども達の中に、椅子に座った時に足が開いてしまう子はいませんか?
その場合、足の内股の筋力が不足しています。

そして、腹筋や背筋も弱いことが多いので背筋も曲がっていると思います。

悪い姿勢は体の発達にも、脳の発達にも良い影響を与えません。
日常的な運動遊びで筋力アップを目指しましょう。

今回紹介する「平均台でカニ歩き」は足の内股の筋力や協応力も養います。下半身・お尻周りの筋肉を強化することで、骨盤を安定させる効果も期待されています。

関連記事:発達障害児に多い姿勢の悪さは体に様々な悪影響を及ぼします

平均台カニ歩きのやり方

「平均台でカニ歩き」をご紹介します。

平均台は2本くっつけて並べておき、その上に横向きに乗ります。
そして両手は顔の横まで上げてチョキにします。

このまま横向きのカニさん歩きで平均台を渡っていきます。
横歩きが足の内股の筋力を刺激してくれます。

そして手を上げてチョキにしながら行なうことで、
2つのことを同時に行なう協応力も育てていくことができます。
跳び箱や坂上がりの動きの基礎になる力なので、
しっかり手まで意識して行なえると良いですね。

まっすぐ歩く時よりもバランスを崩しやすいので安全に注意しましょう。

カニ歩きのことをもっと知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください!

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発達支援に特化した放課後等デイサービスを全国190教室以上展開する「こどもプラス本部」は、筑波大学大学院博士課程修了・柳澤弘樹博士(体育科学)の研究成果を基に設立されました。
身体活動と脳機能に関する研究を行い、発達障がいのお子様向けの運動プログラム開発に貢献しています。

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発達障がいのお子様向け放課後等デイサービス・児童発達支援 - こどもプラス
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