ASDに含まれるアスペルガー症候群は気付きにくいですが適切な支援が必要です。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

アスペルガー症候群の特徴と支援方法を紹介します。

アスペルガー症候群の特徴

アスペルガー症候群は、ASD(自閉症スペクトラム)に含まれ、
自閉症の特徴である「対人関係の障害」「コミュニケーションの障害」、
「想像力の障害(強いこだわり)」を持ちながら、
知的な遅れや言葉の遅れが見られないという特徴があります。

人によっては「変わった人」という印象を持たれるものの、
成績が良かったり特定の分野で非常に高い能力を発揮したりすることも
あるので、周囲も本人もなかなか障害に気付かないという
ケースもあります。

しかし、多くの場合は人付き合い、学習面、生活面などで
困り事を感じているので、適切な理解と支援が必要になります。

こどもプラスの教室でも、子ども達の症状や特性に合わせた支援を
行なっていきましょう。

アスペルガー症候群のことをもっと知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

アスペルガー症候群の子どもへの支援は運動遊びがおすすめ

アスペルガー症候群の子どもへの支援は、遊びの要素を取り入れた運動療育がおすすめです。

療育活動によりコミュニケーション力や想像力を養っていきます。しかし、アスペルガー症候群の子どもへは運動が苦手だと言われています。具体的な克服方法は「運動が苦手なアスペルガー症候群でも遊びながら改善!運動音痴の問題と克服方法」をご覧ください。

今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「運転手さん」をご紹介します。

子どもは2人一組になり、仰向けになる役とその子を押す役に分かれます。

仰向けになる子は、仰向けになったら「気をつけ」の姿勢のイメージで
体をまっすぐにします。

押す役の子は、その子の足を持ち上げて自分のお腹にくっつけて
足を持って押していきます。

スムーズに進んでいくためには、仰向けの子が腹筋に力を入れて
全身を一体化させておくことがポイントです。

脱力してふにゃふにゃしている状態だとうまく進めないだけでなく
怪我などにもつながるので、1本の棒になるイメージで
全身に力を入れておくように伝えておきましょう。

頭を上げて、上半身を浮かせておくと進みやすくなり、
腹筋もより刺激することができます。

また、2人の息を合わせることも大事なポイントです。

アスペルガー症候群の子どもにとって、お互いに相手がやりやすいように考えながら動くという力を
身につけるためにはとても有効な遊びです。

無理のないように1人1人に合わせて提供していきましょう。

アスペルガー症候群の子どもの支援は、こちらの運動遊びもおすすめです!

友達と協力して遊ぶ「ボール運びクマ」で社会性を養います。

「キャタピラクマ」でクマ歩きの上達と社会性の発達を促します。

「ハチハチゲーム」で社会性を高め臨機応変に動く力を育てます。

社会性や他者への想像力を養う運動遊びは、こどもプラスが運営するInstagramアカウントでも紹介しています。ぜひ取り入れてみてください。

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