2017年07月13日
ADHDの多動性衝動性は成長と共に落ち着きますが消えることはありません。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム
ADHDの子どもの、授業中座っていられない、
しゃべってはいけない場面でしゃべってしまう、
順番を待てないなどの多動性・衝動性の特性は
子どもの頃に目立つことが多く、
だいたい大人になる頃には治まることが多くなります。
それでも、貧乏揺すりをしたり、いつもソワソワしている、
というようなところは少し残るようです。
成長とともに目立たなくはなっても、やはり脳の特性は
生まれつきなので完全にはなくなりません。
「できなくはないけど、辛い」と感じることも多いようです。
特性を無くすことではなく、上手な付き合い方や対処法を
身につけていくことも大切です。
こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「クマ忍者の修業(平均台)」
をご紹介します。
平均台や巧技台を置き、そこに両手をついて、
足だけで左右にジャンプする遊びです。
最初のうちは足を開いて、片足ずつまたぐようにジャンプします。
慣れてきたら、両足一緒に左右にジャンプをします。
顔を上げて、左右にリズムよく跳べるようにしましょう。
手はついたままで足だけを動かすので、イメージ力や
身体コントロール力、空間認知力などが養われます。
さらに、両足をくっつけて左右にジャンプをすることで
下半身の連動性も高まり、腰からのジャンプを習得することができます。
低い高さの平均台で行いますが、まだ苦手な子は無理をせず
マットでのクマ忍者の修業を行なうようにしましょう。
