ASDの特性も適切に対応することで生活に活かしていくことができます。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

ASD(自閉症スペクトラム)の人は、ルーティンワーク
を正確にこなすことが得意です。
そのため、毎日の生活習慣や、複雑な作業であっても、
一度覚えればきっちりその通りにこなすことができます。

また、1日のスケジュールや手順などが目に見える形で
わかると、安心して生活することができます。
そうしていくことで、次第に「次は〇〇をするから、
これを準備をしておこう」など
自分で考えて行動ができるようになったり、
物事にも意欲的に取り組むことができるようになってきます。

今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「指先でカップ運び」をご紹介します。

子ども達は数人ずつ横一列に並んで座ります。
体操座りのように座り、両手は後ろについておきます。
一番端の人にカップを1つ渡すので、それを足の指先で
挟んで持ち上げ、隣の人に渡します。
隣で受け取る人も、足の指先を使って受け取ります。

カップの挟み方は、片足の指先で挟んでも、
両足の指先で挟んでもどちらでも良いですが、
受け取る時も渡す時も足だけで行なうようにしましょう。
最初は速さを競わず、ゆっくり丁寧に行なうことを大事にします。

スムーズにカップを渡していくためには、隣の友達と
息を合わせることが大事になるので、
繰り返し行ない社会性も育てていきましょう。

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