運動療育・運動遊び, 障がい者支援(接し方・教育を含む)

ASD(自閉スペクトラム症)でのこだわり行動は適切な方法で改善していきましょう。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

ASD(自閉スペクトラム症)がある場合、
何らかのこだわり行動が見られます。
おもちゃの並び順はいつも同じにしなければ気が済まなかったり、
一度決めたルールは必ず守ろうとするので、
いつも通る道が工事中で通れなくても通ろうとする、
家を出る前は必ずトイレに行くので、
行ったばかりでももう一度行くなどのこだわり行動も見られます。

忙しい日常生活の中では様々な支障をきたしますが、
無理にやめさせようとするとパニックやかんしゃくを起こし、
逆効果なので少しずつ臨機応変さを学べるようにしていきましょう。

関連記事:ASDの子どもは独り言が多い?ずっと喋っている3つの理由とうるさい時の対処法

こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「なぞなぞ大縄」をご紹介します。
1人ずつ大縄を跳びながら、なぞなぞに答えてみます。

大縄を跳びながら、相手の話を聞いて理解し答えを考えることは
想像以上に難しく、どちらかがおろそかになりがちです。
体と頭を同時に動かすことはとても脳を活性化させるので、
簡単なものからだんだん難しいものまで、
少しずつ挑戦して遊んでみてください。

これによって前頭前野が鍛えられると、前頭前野の働きの1つである
臨機応変に対応する能力も向上していきます。

縄跳びに関する運動遊びをもっと知りたい方は、こちらの療育プログラムも参考にしてみてください。

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発達支援に特化した放課後等デイサービスを全国190教室以上展開する「こどもプラス本部」は、筑波大学大学院博士課程修了・柳澤弘樹博士(体育科学)の研究成果を基に設立されました。
身体活動と脳機能に関する研究を行い、発達障がいのお子様向けの運動プログラム開発に貢献しています。

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発達障がいのお子様向け放課後等デイサービス・児童発達支援 - こどもプラス
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