知的障害や言葉の遅れがあるASDでは伝える側の工夫が大切です。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム
言葉の遅れがあるASDの特徴と、おすすめの療育遊びを紹介します。
言葉の遅れがあるASDの特徴
ASDで言葉の遅れがある場合には、いくつかの特徴があります。
- 言葉の発達が遅く単語しか話さない
- オウム返しをする
- 会話が苦手で受け答えができない
- 話す時は一方的に話す
- 抽象的で曖昧な表現が理解できない
- 皮肉や冗談が通じず、言葉をそのまま受け取ってしまう
このような特徴があるために、意思疎通をすることが難しく、
伝える側が工夫や配慮をする必要があります。
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言葉の遅れがあるASDにおすすめの運動療育プログラム
放課後等デイサービス「こどもプラス」では、ASDの子ども向けの運動療育を提供しています。
言葉の遅れがある特性にあったプログラムもあります。今回は運動療育プログラムからご紹介するのは「お顔の体操」です。
喜怒哀楽を顔の表情で表現して遊びます。
指導者がする顔を真似しながら、いろいろな表情ができるように
練習していきましょう。
喜怒哀楽を記憶から引き出し、その表情をイメージし、
指導者の顔を見て模倣する力が必要な遊びです。
表情の指示は「プレゼントをもらった時」「お腹が痛いとき」
など、記憶力を刺激するようにしましょう。
慣れてきたら「表情当てゲーム」で、指導者の表情が
どんな感情なのかを当てる遊びも社会性の発達につながるのでおすすめです。
ASDの子ども達におすすめの療育遊びはこちらの記事を参考にしてみてください