子どものうちから生き辛さを抱えやすい発達障害では早期の気付きと支援が重要です。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

ASD(自閉症スペクトラム)、ADHD(注意欠如多動性障害)、
LD(学習障害)といった発達障害は
先天的な脳機能の問題によるものなので、
乳幼児期から特性と呼ばれる様々な症状が現れています。

産まれたばかりの頃や幼い頃は気付かないことがほとんどです。詳しくは「発達障害の診断までに時間がかかることが多いのも現状です」をご覧ください。

成長につれて家族や本人も違和感に気付き始め、
生き辛いと感じることが多くなってきます。

そうした生き辛さを子ども本人が周囲に伝えて
理解してもらうことは簡単ではなく、
身近な大人が早期に気付き支援を開始することがとても大切です。

どんなことに困っていて、どうしたらやりやすくなるか、
1つ1つ丁寧に考えながら対応していく必要があります。

家庭や学校だけでは補いきれない部分や、
少人数での活動だからこそ見えること、改善しやすいことも
放課後等デイサービスの教室では担っていくことができます。

1人1人の生きやすさ、将来の生活につながる支援を
提供していきましょう。

今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスの教室で
提供している運動療育プログラムから「合図で前転」を
ご紹介します。

マットを横一列に並べて、子ども達はマットの端に沿って
一列に並びます。

そして両手を肩幅でマットの端につき、お尻を上げて前転の
準備姿勢をとり、合図があるまで待ちます。
「3,2,1」や「せーの!」などの合図で、
全員が一斉に前転をします。

しっかりと両足で着地して立ち上がるところまで行います。

前転の準備姿勢のまま合図があるまで我慢して待つことで、
普段あまり使わない緊張筋を刺激することができたり、
周囲の友達を意識してタイミングを合わせることや
合図をしっかり聞くための集中力なども養うことができます。

集中力を高める遊びは、こどもプラスが運営するInstagramアカウントでも紹介しています。ぜひ参考にしてください。

慣れてきたら合図を違う方法にして、さらに聞く力や
判断力などを刺激してみるのもおすすめです。

ひっかけを入れてみたり、「赤い物の名前を言ったら」
「男の子だけ」などいろいろなやり方が考えられると思います。

また、全員一斉にではなく端の子から順番に前転していくのも
おすすめです。

子ども達の様子に合わせながら、楽しく運動あそびを
提供していってください。

生きる力を養う運動遊びはこちらのプログラムもおすすめです。

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