発達障害特性で片付けが苦手な子にはスモールステップでの支援が必要です。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

発達障害の子ども達には、部屋の片付けや整理整頓が
極端に困難なことがあります。

それは怠けているのではなく、あくまでも特性によるものです。
きちんとやりたいと思っていてもできないので、
学校など集団生活の場で片付けられないことを周囲から責められ、
自分に自信を無くしてしまうことがあります。

いきなり自分だけで完璧に片付けるのは難しいので、
片付ける手順をリストにしたり、写真やカードを使う、
引き出しや箱などを色別や用途別に分けるなどの方法で、
何をどこにしまうのか目で見てすぐにわかるようにするなど、支援が必要です。

そして大切なことは、最初から完璧を目指さず一緒に行ない、
途中まででもできたら褒めながら、少しずつステップアップを目指していくことです。
子ども達の気持ちを大事にしながら、力を伸ばしていくことが大切です。

今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「クモの巣渡り」をご紹介します。

2本の縄を、床から15センチほどの高さに設置します。
この2本の縄の間に両手をつき、床から離さないようにしながら
両足で横方向にジャンプし、縄を跳び越します。

両手は肩幅くらいに開いて、手の指は伸ばして縄と並行になるようにつき、
目線は手ではなく着地点に向けておきます。

着地点がわかりやすいように印をつけておくと良いです。

側転につながる動きですが、
最初のうちは足を高く上げられなくても横ジャンプができればOKです。

慣れてきたら少しずつ着地点を遠くにしたり、
縄の高さを少し上げて挑戦していきましょう。

こどもプラスのInstagramアカウントで、実際に教室でおこなっている片付けの声かけを紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

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