発達障害の子ども達は宿題や勉強を「やらない」のではなく「できない」ことがあります。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

発達障害の子ども達が、宿題や勉強を「やらない」のではなく「できない」問題を説明します。

宿題をしたくてもできないLD・ADHDの特性

多くの子ども達にとって学校の宿題は嫌なものだと思いますが、
発達障害やその特性を持つ子ども達が宿題をやらなかったり、
宿題をやるようにいうとかんしゃくを起こす場合の理由は
そういう次元の問題ではなく、「やりたくてもできない」
その子なりの理由があることがほとんどです。

例えばLD(学習障害)特性で、漢字の書き取りが極端に苦手だったり、
ADHD特性で、1つのことに長く集中することが困難だったり、
個々の理由で、「やらない」のではなく「できない」のです。

LDやADHDへの理解があるだけでその後が大きく変わってくるので、
発達障害の診断がないグレーゾーンの子でも、困っていることがあれば
その症状や特性に合わせた療育支援が大切になります。

関連記事:発達障害では学習面での遅れが出やすく個々に合った支援が必要です。

発達障害の宿題・勉強ができないを解決するには運動療育がおすすめ

LDやADHDの子ども達が宿題・勉強に取り掛かるには、集中力や苦手意識の克服が求められます。発達障害児のできる力を養うには、運動を取り入れた療育がおすすめです。体を動かすことで、心身の発達が期待できます。

今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している運動療育プログラムから「クマ歩きでコーンひっくり返し競争」をご紹介します。

床にはたくさんのマーカーコーンを、表向きと裏向きにして
ばら撒いておきます。

子ども達は2つのチームに分かれて、コーンの撒いてある場所を
真ん中にして左右に分かれます。

そして、四つんばいから膝とお尻を上げたクマさんの姿勢になり、
スタートの合図があったら全員一斉にスタートし、
1チームは裏向きになっているコーンを表に返します。

もう1チームは表向きのコーンを裏にひっくり返します。
一定時間の間にどちらがたくさんひっくり返すことができるかで
競争をして遊びます。

クマ歩きの他に足を閉じたカンガルージャンプで行なうと、
コーンをひっくり返す時に足を閉じたまましゃがむことになるので、
難易度が上がります。

子ども達に合わせた遊び方で、楽しく参加できるように工夫して
提供していってください。

こどもプラスが運営するInstagramの公式アカウントでも、クマ歩きに関する運動遊びを紹介しています。

画像付きで解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

クマ歩きに関する運動遊びをもっと知りたい方は、こちらの療育プログラムも参考にしていただけます。

 

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