ADHD, 運動療育・運動遊び

ADHDの治療には投薬もありますが丁寧なケアが基本です。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

ADHDの治療には、苦手なことに対処するために生活を工夫したり
環境調整をすることや、周囲の人からの支援によって
症状の緩和や特性への対処の仕方などを身に付けていく
療育の他に、薬物療法もあります。

投薬によって発達障害による特性を抑え、
生活をしやすくしたり困難を減らすことができます。

また、それによってできることが増えるので、
自信をつけることにもつながります。

ただ、薬や人によって合う合わないがあったり
副作用の心配などもあるので、投薬のみの治療ではなく
本人のスキルトレーニングなども行なうことが大切です。

関連記事:adhdの症状改善に役立つ療育とは?運動療育の高い効果を解説

こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムの「大きい片足クマのカップタッチ」
をご紹介します。

片足クマのように両手と片足を交互について進みますが、
「大きい片足クマ」なので、手をつく時に胸の辺りから
振り下ろして、足を後ろに高く上げるようにして進みます。
そして、床に並べてあるカップをタッチしていきますが、
カップタッチをする時には必ずしゃがんだ姿勢で
タッチするようにします。
足を蹴り上げながらタッチしようとすると、
体を支えきれずにつぶれて怪我をしてしまうことがあります。

また、後ろに上げる足はできるだけ高く上げるのが良いですが、
あまり勢いよく上げるとそのままひっくり返ってしまうので、
勢いがつきすぎる場合は、手を腰の辺りから振り下ろすようにします。

さらに、カップをよく見ようとすることで必然的に顎が
しっかり開いて転倒防止につながるので、
タッチするカップの色の指定して、カップをよく見ながら
できるようにして遊びましょう。

さらにこれを側転につなげていくために、
振り下ろす手の位置を腰から胸、次は頭と、高い位置から
振り下ろしながらできるように段階を追って
挑戦してみましょう。

片足クマに関する運動遊びは、こちらの記事も参考にしてみてください。