自閉症スペクトラム, 運動療育・運動遊び

ASDでの感覚過敏はかなりのストレスなので、周囲の配慮が大切です。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

ASDの子ども達には、必ず現れるわけではありませんが、
「感覚過敏」の症状がつきものです。
それは視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の全てにおいて現れる可能性があり、
1つだけではなく複数の感覚過敏が重複していることもあります。
また、過敏だけでなく「鈍麻」であることもあります。

これは本人にとってとても強いストレスになり、
それが特異な行動につながることも多いので、
周囲は環境調整や適切な対処・支援をすることが大切なです。

関連記事:発達障害による感覚過敏には多くのパターンがあり個々への対処が必要です。

こどもプラスの放課後等デイサービスで提供する
運動療育プログラムから「コウモリ予測じゃんけん」をご紹介します。
鉄棒で逆さまのコウモリに変身したら
手を離して指導者と予測じゃんけんをします。
まず指導者がこれから出す手のヒントを先に伝え、
それに勝つ手を考えてからじゃんけんをします。

予測じゃんけんは普通の状態でやってもかなり頭を使いますが、
それを逆さまの姿勢で行なうことで
さらに考える力や強い判断力が必要になります。
逆さまに慣れていない子には難しい遊びなので、
まずは逆さ感覚をしっかり身につけてから取り入れていきましょう。

じゃんけんを使った運動療育プログラムをもっと知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください!