自閉症スペクトラム, 運動療育・運動遊び

障害特性を理解し生活しやすくなる療育支援が必要です。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

ASD(自閉症スペクトラム)の子ども達の行動は、
往々にして過剰なこだわりと集中が特徴的です。

これは生まれもった思考構造によるもので、
柔軟性が弱く変化に対応するのが難しいためです。

ASDの子どもにとって、いつ何が起きるかわからない不安と
理解できないことだらけの世界の中で
生命線となるのがこだわりや繰り返し行動です。

いつもと同じだと安心させてくれるものがあることで
日常生活の1つ1つをこなしていくことができます。

それを理解した上で、少しずつ物事にはいろいろな見方や
解決方法、表現の仕方があることを教えたり、
助けを求める方法やその重要性なども
身に付けていけると、暮らしやすくなるかもしれません。
そのためにも、継続的な療育活動が大切ですね。

今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスの教室で
提供している運動療育プログラムから
「アヒルつま先横歩き」をご紹介します。
股関節が硬かったり、姿勢保持が難しい子に特におすすめの遊びです。

膝を開いてしゃがみ、つま先で歩くアヒルで横歩きをします。
だんだん中腰になってしまうことがあるので、
しっかりしたまでお尻を下げてできるように促します。

横歩きができるようになったら、1本線の上を歩いたり
ジグザグコース、円のコースなどいろいろなコースで
行ってみましょう。

また、リレー形式にしたりだるまさんが転んだをしても
楽しめるので、子ども達の様子に合わせて
いろいろな遊び方にチャレンジしてみてください。

アヒルに関する運動遊びをもっと知りたい方は、こちらの療育プログラムも参考にしてみてください!