運動療育・運動遊び, 障がい者支援(接し方・教育を含む)

発達障害では個々に合った支援方法を見つけ困難を減らすことが大事です。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

現在は、発達障害に関する情報は本やインターネットで
簡単に得ることができます。
発達障害の特徴や診断方法、セルフチェックができたり
接し方や療育方法についても調べるとたくさん出てきます。
しかし、発達障害の特性や症状の現れ方、
対処の仕方は1人1人で異なるものなので
素人では判断ができません。

大事なことは、その子の特性を理解して
その子に合った環境作りや対応方法で適切にサポートし、
生活上の困難を解消していくことです。

こどもプラスの放課後等デイサービスの教室では
1人1人の子ども達のニーズに合った療育を提供し、
持っている力を最大限に引き出しながら
将来につながる力を育てていきましょう。

今日は、教室で提供している運動療育プログラムの中から
「カップ取り合いゲーム」をご紹介します。
カップは、ヨーグルトのカップなどを使います。

床に座り、両手は後ろについて足を前に出します。
足の親指と人差し指を使ってカップを挟んで持ち上げ、
隣の友達にそのまま渡します。
受け取る方も足の指でカップを挟んで受け取ります。
集中しないとカップを落としてしまうので、
足を前後左右に動かしたり膝を使って
慌てずに行うようにします。

慣れてきたら2人で1つのカップを取り合い(引っ張り合い)
してみましょう。
指先に強く意識を向けて動かすことができます。
また、足先に力を入れようとすることで
腰から下全体にも力が入るので、
普段の姿勢保持にも効果が出てきます。

1人1人が楽しめるように工夫しながら
取り入れてみてください。