発達障害児の問題行動には必ず理由があります。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム
発達障害の特性を持つ子ども達では、困った行動や問題行動と
言われる行動が目に付くことが多いですが、
子どものそうした行動の裏には必ず理由があり
子ども自身も困っていることがあるので、
それをしっかりと見極めて対処していくことが必要になります。
例えば一定時間じっとして座っていられない子がいた場合、
外からの音が気になってしまう、
椅子の感覚が不快、
電気や太陽光がまぶしい、
姿勢を維持する筋力が不足している、
活動に興味が持てず集中力が維持できない、など
座っていられないという目に見える行動は同じでも
その原因となっているものは違います。
子ども自身が言葉にして伝えることが苦手なことも多いので、
子どもをよく観察し気持ちに寄り添いながらサポートして
あげることがとても大切です。
今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「足を渡るクマ歩き」をご紹介します。
大人は床に座り、足を伸ばして開脚しておきます。
子どもはクマ歩きでこの足をまたいで渡って行きます。
足に当たったり踏まないように慎重に進みましょう。
足に当たらないように気をつけて進んでいくことで、
空間認知力や身体コントロール力、相手を意識する力も
養っていくことができます。
慣れてきたら大人は足の幅を狭くしてみたり、
変化させることで難易度を上げてみてください。
また、友達同士や家庭での親子遊びとしてもおすすめです。
相手を変えたり少しアレンジを加えたりしながら
楽しく遊んでみてください。