発達障害児の問題行動には原因があり正しい理解が必要です。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム
発達障害の子ども達は、突然奇声を上げたり
グルグルと動き回ったり、かんしゃくを起こしたり
人に噛み付いたりと様々な問題行動を起こすことがあります。
それらの行動は、決して本人がわがままだとか
しつけがなっていないとかいうことではなく、
必ずそこには原因となっていることがあります。
それを回避するためのすべを持っていないために
それが問題行動となって現れているので、
正しい理解と適切な対応、支援が必要です。
こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「焼いも洗い機」をご紹介します。
子どもはマットの上で仰向けに寝転がり、
両手は伸ばして頭の上で手の平を合わせます。
足もまっすぐにして、くっつけておきます。
そしたら指導者は、子どもを手で押して転がしていきます。
最初はゆっくり、だんだん速く転がします。
子どもは、自分の力で転がる時よりも回転が速くなるので
手足が離れてバラバラにならないようにします。
手足がバラバラになったり曲がったりすると
まっすぐに進めなくなかったり、
スムーズに転がっていくことができません。
体をまっすぐにして、手足に意識を向けて
くっつけておくように促しましょう。
慣れてきたら、マットの端を持ち上げて傾斜をつけ、
勢いよく転がしてみたり、マットの下に丸めたマットなどを入れ
傾斜をつけて転がしてみたりすると、
スピードが上がるので楽しく遊べます。
マットから頭がはみ出さないように気をつけながら、
安全に楽しく体を動かして遊びましょう。