ADHDでは物事に優先順位をつけることが苦手で、対処法を身につけることも大切です。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム
ADHDでは、優先順位をつけて行動することが苦手という特徴があります。
優先順位がつけられないADHD
ADHDによる順序立ての苦手さから、今目の前にある複数の課題を、順序立てて進めていく
ことに抵抗を覚えがちです。
さらに、気が散りやすく他のことに興味が向くと
もう今までやっていたことは忘れて別のことを始めてしまいます。
これが繰り返されるので、やるべき課題が終わらず、
中途半端に手をつけたものが周囲にたくさん残ってしまうことが
あります。
その子に合った対処法で少しずつ対処法を身につけていき、
日常生活での困難を減らしていくことが大切です。
関連記事:ADHDで片付けられない5つの理由と苦手を克服する方法
ADHDの優先順位をつける力が養われる運動遊び「タッチタッチゲーム」
こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「タッチタッチゲーム」をご紹介します。
まずは指導者と子ども1対1で行ないます。
指導者は子どもの目線に合わせるようにしゃがんで向かい合います。
指導者がパーを出したら、その手に素早くタッチします。
グーを出した時は、タッチしてはいけません。
右手と左手をランダムに出したり、出す位置を上下にしたり、
手を出すスピードを上げながら、レベルアップして遊んでいきます。
パーはタッチ、グーはタッチしない、という単純なルールですが、
記憶力、認識力、判断力、抑制力などを育てることができ、
とても楽しい遊びです。
ADHDの優先順位をつける対策としておすすめです。子ども達1人ひとりに合った遊び方で、繰り返し遊んでいきましょう。「集合ゲーム」で記憶力と判断力を養いましょう。
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