苦手と得意の差が大きい学習障害では、得意を伸ばすことが大切です。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム
学習障害(LD)では、全般的な遅れがあるわけではなく
特定の分野だけの能力が低いので、発見が遅れる傾向にあります。
例えば計算・推論の能力に問題があっても、
小学校1、2年生のうちは内容も単純なので、何とかなってしまうことが多く、
3年生頃に文章問題や複雑な計算が出てくるようになって
まったく他の子に追いつけなくなってから気がつくことが多くあります。
周囲はおろか、本人もまさか先天的に脳機能障害があるとは思わないので、
なかなか発達障害を疑うことがありません。
家族や担任の先生など身近な大人がよく観察し、
早期発見、特性の理解や支援をしていくことが大切です。
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こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している運動療育プログラムから
「2人でボール運び」をご紹介します。
子ども達は2人ペアになって、一緒にボールを運びます。
最初は、2人の手でボールを挟んで運びます。
次は2人の腰の辺りでボールを挟んで運んでいきます。
腰の部分でボールを挟んで落とさないように運ぶには、
二人三脚の時のように内側の足を出すタイミングを揃えなければ
ボールが落ちてしまってうまく進めません。
2人で息を合わせて協力してできるように練習していきましょう。
ボールを使った運動遊びをもっと知りたい方は、こちらの療育プログラムも参考にしてみてください。