ADHDが不登校の原因になることもあるので支援が必要です。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム
ADHD(注意欠如/多動性障害)は、
気が散りやすく集中力が続かない「不注意」、
落ち着きが無くじっとしていられない「多動性」、
考えずに行動に移してしまう「衝動性」、
の3つの症状が特徴の発達障害です。
ADHDの影響で不登校になることがある
ADHDの子どもは知的な遅れはありませんが、感情や行動のコントロールが難しく、
社会的な活動や学習に支障をきたすことも多くあります。
そして、周囲からの誤解や小さい頃からの注意や叱責の多さから、
ストレスや生きづらさにつながり、不登校につながってしまうこともあるので支援が必要です。
療育活動では環境設定や指示の出し方など細かく配慮し、
自己肯定感を高められるようにすることが大切です。
関連記事:発達障害・ADHDの人がストレスに弱い原因と4つの対策
ADHDによる不登校を防ぐには運動療育がおすすめ
ADHDの症状を改善するには運動療法がおすすめです。
詳しくは「adhdの症状改善に役立つ療育とは?運動療育の高い効果を解説」をご覧ください。
ここでは運動療育プログラムの「コウモリでなぞなぞゲーム」をご紹介します。
鉄棒で逆さまにぶら下がる「コウモリ」に変身します。
そのままの状態で、指導者が出すなぞなぞや質問に答えてもらいます。
なぞなぞでも〇×クイズでもシルエットクイズでも、
簡単に名前や年齢を聞くだけでもOKです。
ぶら下がりでの逆さまの世界に外からの刺激が加わり、
それを前頭前野で判断して反応する、という複雑な動作なので、
スムーズにできるようになっていれば、
逆さ感覚が身に付いてきたことにもなります。
少しずつステップアップしながら、まずは楽しく遊んでみてください。
脳機能を活性化させる運動遊びはこちらのプログラムも参考にしてみてください。