運動療育・運動遊び

高所感覚を育てる跳び箱を移動する遊びの紹介です。放課後等デイサービスの運動療育プログラム

子ども達の中には、普段高いところに登るといった経験がなく、

少しの高さでも苦手という子がいます。

跳び箱や鉄棒、平均台などで遊ぶためには高さに慣れておくことが大切です。

高さに恐怖心がある子は、体が硬直して柔軟性がなくなり、

余計にうまく動くことができずにさらに危険な目に合ってしまうという

悪循環になってしまうこともあります。

大きくなってからこの恐怖心を取り除くことは難しいので、

なるべく小さいうちから高さに慣れ、高所感覚を養っておきましょう。

 

高さ感覚を養う遊びの一つとして、跳び箱の上を移動する遊びのご紹介です。

跳び箱を2つ用意し、1つは1段の高さ、もう1つは2段の高さにしておきます。

初めに1段の跳び箱に乗り、2段の跳び箱へ移動します。

足を踏み外したりすると危ないので、必ず横で補助につきましょう。

慣れてくると子ども達はだんだん速さを競うことに楽しさを見出しますが、

速さよりも跳び箱に飛び移った時にピタッと静止できることを意識して

行うことがポイントになり、落下の危険防止にもなります。

跳び箱の上にテープで線を付けておくと、意識しやすいのでおすすめです。

高所感覚と共に、空間認知やバランス力も養う遊びです。

<高所感覚をつけたい方向けの記事>

<ほかの跳び箱の運動を知りたい方向けの記事>

 

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発達支援に特化した放課後等デイサービスを全国190教室以上展開する「こどもプラス本部」は、筑波大学大学院博士課程修了・柳澤弘樹博士(体育科学)の研究成果を基に設立されました。
身体活動と脳機能に関する研究を行い、発達障がいのお子様向けの運動プログラム開発に貢献しています。

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発達障がいのお子様向け放課後等デイサービス・児童発達支援 - こどもプラス
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