発達障害特性の現れ方や症状は性別差もあるようです。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム
発達障害の子ども達は1人1人違った特性や症状を持っていますが、
性別での違いもあるといわれます。
もちろん一概には言えませんが、比較的男の子の方が
特性による問題行動が目に見えてわかりやすいため、
発見しやすいといえるかもしれません。
一方女の子では、本人は困っていても周囲にわかりやすいような
目立った問題ごとが少ないために、なかなか発達障害に
気付かないケースが多くあります。
また、成長に伴い女の子特有の人間関係や暗黙のルールの
トラブルが出てくることも多く、次第に不登校などの二次的な問題に
つながってしまうこともあります。
発達障害の症状改善や二次障害の予防のためには
なによりも早期の療育支援が大事になります。
気になる子はよく観察し、支援が必要かどうかを早期に
見極めてあげることが必要です。
こどもプラスの放課後等デイサービスでは、障害の種類や程度に
関わらず一人ひとりに合わせた療育を提供できます。
今日は、教室で提供する運動療育プログラムから
「跳び箱ジャンプ」をご紹介します。
跳び箱の上からジャンプして跳び下りる遊びです。
まずは跳び箱1段の高さから始めます。
1段の跳び箱の上に乗ったら、子どもの前にタンバリンを
かざします。
子どもは、ジャンプしたらタンバリンを片手でタッチしてから
着地するようにします。
着地はフラフラせずピタッと止まれるようにします。
慣れてきたら跳び箱を2段にしたり、
タンバリンをかざす位置を高くしたり遠くに離したりして
レベルアップを目指して遊びます。
また、着地位置を少し跳び箱から離した位置にしたり、
着地ポイントを色のテープで指定したりもします。
運動あそびを通して身につけた力を、日常生活で活かしたり
自分自身の力にしていけるように療育活動を行ない、
支援サポートをしていきましょう。