発達障害では字がうまく書けない事があり、原因に寄り添った支援が必要です。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム
発達障害の子ども達の中には、字をうまく書けない子が多く見られます。
がんばって書いたけれど自分でも読めなかったり、
鏡文字になっていたり、枠からはみ出してぐちゃぐちゃになってしまったり。
発達障害の子がうまく字が書けないのには
いろいろな理由があります。
手の力が弱くて筆圧が弱いこと、字の認識がうまくできないこと、
不器用なこと、バランスよく書く感覚が弱いことなど
いろいろな原因が重なっています。
学校で勉強をする上でも字がうまく書けないと
様々な影響が出てくるので、
その子に合った方法でのサポートが必要です。
関連記事:【ADHD・ASD】手先の不器用さをもたらす発達障がいと改善に導く方法
こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「豚の丸焼きでタンバリンタッチ」をご紹介します。
鉄棒に両手でつかまり、足を鉄棒にからませるようにして
ぶら下がり、豚の丸焼きになります。
そのまま顎を開いてタンバリンを見たら、
片手を離してタンバリンを叩きます。
慣れてきたらタンバリンを叩く回数を増やしてみます。
豚の丸焼きでは逆さ感覚が育ち、腕や足、腹筋の力も養われます。
そこにタンバリンタッチをプラスすることで
空間認知力や、身体コントロール力も育てることができます。
ぶら下がることで握力も強くなるので、
握力が弱い子ども達には段階的に提供し、
しっかりと力をつけられるようにしていきましょう。