ADHD, 運動療育・運動遊び

不注意優勢型のADHDでは片付けが著しく苦手な特徴があります。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

ADHDの中でも不注意優勢型の傾向が強い人は、
「片付けられない」という特徴がとても目立ちます。

散らかった部屋を見て片付けようと思い立っても、
段取りも苦手なために何から手をつければ良いかわからず、
始めたとしても出てきた物に興味が移って違うことを始めたり、
どう処理したら良いかわからないものが出てきたりして、
片付けが進まないどころかかえって最初より
ひどくなってしまうこともあります。

ADHDのこうした特性は消えないものなので、
家族や周囲のサポートがとても大切になります。

【関連記事】ADHDで片付けられない5つの理由と苦手を克服する方法

こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「クマ忍者の修業」をご紹介します。
マットを2枚用意し、40cmほど間を空けて横に並べます。

子ども達はスタートラインから1人ずつクマ歩きで進み、
マットの間の入ります。

そして、まずは右のマットにジャンプして乗り、
次は左のマットへジャンプ、また右のマットへジャンプ
というように繰り返し横方向へのジャンプを行ないます。

手はマットとマットの間の床についたまま動かさずに、
足だけを左右にジャンプするようにしましょう。

側転につながる動きなので、マットの隙間を広げて
大きく横にジャンプができるようにしたり、
マット上の指定したポイントに着地できるようにしたり、
足をできるだけ高く上げるように挑戦してみながら、
少しずつレベルアップを目指して遊びましょう。

腕の支持力はもちろん、体を空中で安定させるための
腹筋や背筋も強く育ち、身体コントロール力が増します。
腕の支持力がまだ弱い子は、腕が曲がって顔から落ちてしまうことがあるので
十分に支持力を育ててから取り入れてみてください。

ほかにも姿勢改善に関する運動遊びを、こどもプラスの公式Instagramアカウントでも紹介しています。ぜひ参考にしてください。

姿勢改善につながる運動遊びをもっと知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。