ADHD, 運動療育・運動遊び

ADHDの女の子では行動より思考の多動性が強い傾向にあります。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

ADHDの女の子に多いのは、行動面での多動さは少なく、
「頭の中が多動」であるという症状です。

ADHDの女の子に見られる特徴

ADHDの女の子は何かに取り掛かると、もうすでに次のことに興味が移っていて、
あれもこれもやりたくて結局時間がなくなってしまったりします。

頭の中の考えが落ち着く時がないのでいつも余裕がなく
いっぱいいっぱいになってしまいます。

そして、このような思考の多動性は体も心も疲れさせます。

発達障害は治療によって治るものではありませんが、
療育によって症状の改善、特性との上手な付き合い方や対策を
身につけていけるようにしましょう。

関連記事:ADHDで頭の中がごちゃごちゃする原因と脳内多動を静め整理する対処法

ADHDの女の子におすすめの運動遊び「指導者の指真似」

こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「指導者の指真似(右手と左手で別の動き)」
をご紹介します。

子ども達と向かい合い、両手を出したら、まずはグーチョキパーなどで
指導者の真似をしながら遊びます。

慣れてきたら指の数を変えたり、手で形を作ったりして遊びましょう。
模倣力やイメージ力、身体地図などの力を育てることにつながります。

模倣力やイメージ力、身体地図の近さをを養える運動遊びは、考えることで頭いっぱいになりやすいADHDの女の子にもおすすめです。

どんどん発展させていくことができる遊びなので、子ども達の段階に合わせて取り入れてみてください。

真似を取り入れた運動遊びは、こちらの療育プログラムもご覧ください。

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発達支援に特化した放課後等デイサービスを全国190教室以上展開する「こどもプラス本部」は、筑波大学大学院博士課程修了・柳澤弘樹博士(体育科学)の研究成果を基に設立されました。
身体活動と脳機能に関する研究を行い、発達障がいのお子様向けの運動プログラム開発に貢献しています。

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発達障がいのお子様向け放課後等デイサービス・児童発達支援 - こどもプラス
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