運動療育・運動遊び

考え方に柔軟性を持たせる遊び「平均台の途中で問題」です。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

運動療育プログラム「平均台の途中で問題に答える」遊びをご紹介します。

まず、平均台の上をバランスを取りながらゆっくり歩いて渡っていきます。
渡っている途中で問題を出すので、その場で動きを止めて問題に答えます。
答え終わったらまた平均台を最後まで渡っていきます。

出す問題は「今日の朝ごはんは何を食べましたか?」「緑色で「ピ」がつく野菜は何ですか?」
といったような問題を1つ出します。
平均台を渡りながら問題に答えるだけですが、子どもはバランスをとるために
身体を調整することに神経を使っている状態なので、
同時に相手の言葉を聞き取って、それを文章として理解し、
さらに答えを導きだすということはとても難しいことなのです。

ただ、これができるようになると物事の考え方に柔軟性が出てきたり、
複数のことを同時に判断していくことができる力が身についてくるので、
少しずつ距離や回数、問題のレベルを上げていきながら繰り返し遊んでいきましょう。

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発達支援に特化した放課後等デイサービスを全国190教室以上展開する「こどもプラス本部」は、筑波大学大学院博士課程修了・柳澤弘樹博士(体育科学)の研究成果を基に設立されました。
身体活動と脳機能に関する研究を行い、発達障がいのお子様向けの運動プログラム開発に貢献しています。

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発達障がいのお子様向け放課後等デイサービス・児童発達支援 - こどもプラス
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