「運転手さん」で相手を意識して合わせる練習をしましょう。放課後等デイサービスの運動療育プログラム
運動療育プログラムの「運転手さん」では、2人ペアになって
息を合わせて動くことで相手を意識することを覚え、
社会性を身につけていくことができます。
最初はなかなかスムーズにできないことが多いと思いますが、
繰り返し行ないながら感覚を育てていきましょう。
まずは2人組みになり、1人が床に仰向けになって
手足もピンと伸ばした”気をつけ”の姿勢になります。
もう1人はその両足を持ち上げて自分のお腹に足の裏を当て、
足首をつかんでおきます。
この状態で押しながら進みますが、どちらかがふにゃふにゃしていると
うまく力が伝わらず、進んでいくことができません。
仰向けの子は押される時は体をまっすぐにして力を入れ、
押す子はそれに合わせて全身の力で押していきます。
前傾姿勢になって、足の指先でしっかり地面を蹴りながら行ないましょう。
そして、お互いを意識して力を入れるタイミングを合わせて
行なえることを目標としてやってみてください。