運動療育・運動遊び, 障がい者支援(接し方・教育を含む)

早期のニーズに合った療育が将来の幅を広げます。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

2016年に改正が行われた発達障害者支援法では、
発達障害の早期発見と早期の発達支援の重要性を
強調しています。

早期療育の重要性

早い段階から子どもに合わせた支援が行われれば
子どもの持っている能力や良さを伸ばしやすくなり、
それぞれの困り感にも早く対応できます。

また、できることが増えたりスムーズに生活が
送れるようになれば、自信や自己肯定感の低下を防ぎ
二次障害の予防をすることにもつながります。

また、療育の効果を高めるためには
1人1人の興味関心事に合わせた活動も大切です。

やはり好奇心が全ての学びの基礎になるので、
そこから少しずつ発展させていくことで
世界が広がる楽しさを感じながら力を伸ばしていければ
とても良いと思います。

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効果が期待できる早期療育のプログラム

今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスの教室で
提供している運動療育プログラムの中から
「サルクレーン車」をご紹介します。

子どもは鉄棒にぶら下がり、鉄棒の下に置いてある物を
両足で挟んで持ち上げ、前に設置したカゴの中に入れるか、
指導者に足で渡します。
挟む物は、ぬいぐるみやゴムボールなど
挟みやすい物から始めていきましょう。

この遊びは、腕の懸垂力、腹筋や太ももの筋力、
足の指先の力をしっかりと養える遊びです。
より強く発達を促すために、挟む物を変えたり
挟んだ物を渡す位置を少しずつ高くするなど
1人1人に合わせた方法でレベルアップを目指して
遊んでいきます。

これらの力は、主に逆上がりにつながる力になりますが、
普段の生活での姿勢保持などにも役立ちます。
遊びの要素を盛り込んだ楽しめる活動の中で、
子ども達の成長発達を促していきましょう。