運動療育・運動遊び, 障がい者支援(接し方・教育を含む)

発達障害は様々な要素から二次障害を起こしやすく支援が必要です。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

大人の発達障害の人達では、うつ病などの精神疾患を
二次障害として併発している人がかなりの割合でいます。
発達障害特性から小さい頃からどうしても失敗経験が多く
自信や自己肯定感が育ちにくいことに加えて、
注意叱責を受けやすかったり、いじめやからかいなどに
あいやすかったりと、周囲の理解が得られないことで
二次障害を起こしやすい状態になってしまいます。

感覚過敏や鈍麻で日常的に受けるストレスが多いこと、
自律神経が崩れやすいなど体調不良を起こしやすいこと、
毎日人にはわからない不安を抱えて生活していること、
入ってくる刺激をコントロールできないので
いつも頭と体が極度に疲れていることなど
生活するだけで精一杯な人もいて、
できるだけ早期の支援とサポートが必要です。

こどもプラスの放課後等デイサービスの教室では
1人1人の持っている特性と発達段階に合わせた療育で
子ども達の育ちをサポートしていきましょう。

今日はこどもプラスの教室で提供している運動療育プログラムの
中から「ターザン」をご紹介します。

大縄くらいの長さの縄を2つに折りたたんで
鉄棒の真ん中辺りにくくりつけ、
ぶら下がった部分が下につかない長さにします。
くくりつける時は、折った縄の輪の中に反対側を
入れて、縄が取れないようにしてください。

そうすると縄のぶら下がっている部分が
輪になっているので、その部分に足を入れて
両手で縄をつかんで乗り、前後に揺れて遊びます。
鉄棒で必要な、腕で体を引き付ける力や
腹筋など体幹の筋力も育ち、
前庭覚や固有覚の刺激にもなる遊びです。

ぶら下がり遊びもいろいろな種類があるので、
子ども達に合った遊びを段階的に提供してみてください。