子どもの行動をプラスに捉えたくさん褒めてあげましょう。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム
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育児の中では、「子どもをたくさん褒めましょう」と
いうことがよく言われます。
確かに子ども達にとって褒められることは
成長の糧になる大事な要素ですが、
やはり日常の中ではどうしても
できていない部分に目がいきがちかもしれません。
また、発達障害を持つ子ども達では
何度同じことを言われてもできなかったり、
さっき言われたことも忘れてしまったり、
物事を最後までやり終えるのが苦手だったり、
特性ゆえに褒めにくいということもあります。
ただ、だからこそ日常の小さなことからで良いので
褒めてあげることが大事だと思います。
最後までできていなくても、そこまでの過程を見れば
褒められるところは必ずあります。
療育の現場でも、家庭でも、物事をいろいろな角度から
見ながら子ども達をたくさん褒めてあげて欲しいと思います。
今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスの教室で
提供している運動療育プログラムから
「ウシガエルのフープ渡り」をご紹介します。
フープをいくつか縦にくっつけて並べ、コースを作ります。
ウシガエルの動きで、そのフープの中だけに手足を
ついて進んでいきます。
フープに触らないことがポイントです。
そのためには、手をつく位置を考えることが大事です。
フープの端についてしまうと足を入れる場所が
なくなってフープを踏んでしまうので、
手はフープの中央につくようにします。
こうした遊びで、ただ体を動かすのではなく
自分の体を考えて動かせる力を育てていきましょう。