子どもの特徴を把握し将来の困り事にならないよう支援していきます。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム
発達の遅れが気になる子ども達には
それぞれに様々な特徴がありますが、
中には周囲が気にしてあげなければ危険が伴うような
ものもあり、注意が必要です。
例えば今の時期は、暑い日があれば寒いような日もあります。
そんな暑さ寒さに対しては敏感な子もいますが、
逆に鈍感な子もいます。
暑いのに厚手の服を着たままで熱中症で倒れたり、
寒いのに半そでのままで風邪を引いてしまったりします。
元々体温調節が苦手な子も多い上に
こだわりや感覚の過敏さなども関係してくるので、
大人がこまめにチェックしてあげたり
丁寧に対応の仕方を教えてあげる必要があります。
1人1人に合った方法で、将来的な自立にもつながるように
支援・サポートをしていきましょう。
今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスの教室で
提供している運動療育プログラムから
「焼いも」をご紹介します。
マットを何枚か縦につなげて設置し、
子どもはマットの上にうつ伏せで寝転がります。
両手はバンザイのように上にまっすぐに伸ばし、
足もまっすぐにして閉じておきます。
このままの姿勢を維持しながら、横に回転していきます。
手足が曲がると進行方向も曲がっていってしまうので、
手足をまっすぐにした状態を意識しながら行ないます。
この遊びは、平地で回転感覚が養える遊びで、
他にも腹筋や背筋の力、体の一部分を固定したまま動くことで
全身の筋力調整をする力などが育ち、
今後の様々な運動の基礎となります。
気軽に行なえる遊びなので、「焼きいも洗い機」なども
混ぜながら楽しく遊びこんでみてください。