発達障害傾向のある子ども達には特性に合った丁寧な関わりが必要です。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム
発達障害への認知度の高まりと共に
「グレーゾーン」や「パステルゾーン」という言葉を
耳にすることが増えてきました。
発達障害の診断基準を全て満たすわけではないものの、
発達障害のいくつかの特性を持ち合わせているため
日常生活を送る上での困難があり、支援を必要としている
子ども達です。
発達障害の傾向を持つ子どもの育児では、1人1人の特性に
合わせた丁寧な関わりが必要です。
学校や家庭だけでなく、放課後等デイサービスでの専門的な
支援もとても重要です。
今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「リズムに合わせてグーパー跳び」を
ご紹介します。
全身を使ってグーとパーの姿勢を交互に繰り返すグーパー跳びを
一定のリズムで行いますが、ポイントは自分のリズムではなく
指導者の出すリズムに合わせて跳ぶということです。
速いリズムで行なうのが目的ではなく、人のリズムに合わせて
動くということが大切なポイントなので、
しっかりとこちらに意識を向けさせながら行います。
この、手と足の両方に意識を向けながら、人のリズムに合わせて
体を動かすということが前頭前野をとてもよく働かせます。
繰り返し行なって運動量も確保できるように、子ども達の興味を
引きながら、楽しく参加できるようにしていきましょう。