発達障害での感覚過敏は日常生活で多くの支障をきたしています。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム
発達障害の子ども達の多くが悩まされている感覚過敏。
五感すべてで起こり得る症状で、
日常生活の中で様々な支障をきたしています。
その中の聴覚過敏では、ざわざわした場所にいられない、
少し注意されただけでも怒鳴られたように聞こえる、
ドアの音や食器の音など、他の人は何でもない音が不快、
など人によって様々な症状があります。
それは、不安になったりストレスを感じると強くなり、
本人の努力ではどうしようもないことなので
周囲の支援やサポートが欠かせません。
こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムの「平均台でカニ歩き」をご紹介します。
平均台を2本横にくっつけて並べます。
その上に乗って、横向きのカニさん歩きで歩いていきます。
両手は顔の横に上げてチョキにし、
カニのはさみのようにして、最後まで維持して歩きましょう。
平均台の上という不安定な狭い足場を歩くことで、
足元だけに意識を集中させてしまいがちですが、
その中でも手をチョキにし続けることで、
2つのことを同時に行なう力が養われます。
横歩きをすることで足の内股の筋肉が刺激され、
平均台の上でバランスを取ることで、腹筋背筋が育ちます。
苦手な子には補助をしたり、難易度調整をしながら
無理なく挑戦できるように取り入れていきましょう。