運動療育・運動遊び

鉄棒に恐怖心がある子には練習方法を工夫しましょう。放課後等デイサービスの運動療育プログラム

鉄棒の前回りは、逆上がりよりも怖さを感じやすい動きです。

宙に浮いた状態で高いところから頭を下げてくるので、

とても不安定で苦手意識を持っている子もいると思います。

その場合には、足をついた状態で行えるように

鉄棒の下に巧技台などを置いて、鉄棒が子どもの腰骨の辺りにくるように

高さの調節を行なってあげてください。

そしたら、子どもにおでこと膝をくっつけるように指示し、

あと10センチくらいのところまで近づいたら足を浮かせてあげます。

その状態だとしっかり体で鉄棒を挟めているので、

足が浮いても安定していて怖くありません。

後はくるっと回れば前回りができてしまいます。

このやり方を続けていくうちに、いつのまにか恐怖心は消え

台がなくてもできるようになっていきます。

子ども達がどの遊びも楽しんで行なえるように工夫していきましょう。

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発達支援に特化した放課後等デイサービスを全国190教室以上展開する「こどもプラス本部」は、筑波大学大学院博士課程修了・柳澤弘樹博士(体育科学)の研究成果を基に設立されました。
身体活動と脳機能に関する研究を行い、発達障がいのお子様向けの運動プログラム開発に貢献しています。

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発達障がいのお子様向け放課後等デイサービス・児童発達支援 - こどもプラス
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