自他の区別がつくように療育を。放課後等デイサービスの運動療育プログラム
発達障害を持つ子ども達が苦手なことの一つに「自他の区別」があります。
よくご存知だと思いますが、自分と他人とは違う考えや感じ方をするということを
理解するということです。
この力を身に付けることは、社会生活を送っていく上で
とても必要な力になります。
生まれつきのものなのでなかなか難しいですが、
日々の療育で力をつけられるように促していきましょう。
これからご紹介するのは模倣遊びで、
人の真似をしながら体を動かす「ケンケン遊び」です。
運動療育プログラムの「まねっこ歩き」の発展の遊びで、
前の人の真似をしながら、歩くのではなくケンケンで一列に進んでいきます。
右足ケンケン、左足ケンケン、両足ジャンプなどを織り交ぜながら
一つ一つの動きをきちんと真似しながら行えるようにしましょう。
動きの切り替えをランダムに行うことで、
しっかり前の人を見て動くことを促しましょう。