発達障害, 運動療育・運動遊び

感情コントロールが苦手な子にも有効なのが運動療育です。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

発達障害やその特性を持つ子ども達の多くは、
感情のコントロールに苦手さがあります。

発達障害では感情のコントロールができない?

感情がコントロールできないと自分自身もとても辛いことが多かったり、
人とのトラブルも多くなってしまうので
早めの対処が必要になります。

丁寧な療育活動で根気良くサポートしていきましょう。

また、感情のコントロール力を育てるには
やはり運動することもとても有効な方法です。

運動療育で、子ども達の力を引き出しやすくし、
良い方向に伸ばしていきましょう。

関連記事:発達障がい?感情のコントロールができない子どもの特徴・大人にも有効な対策

発達障害で感情のコントロール力を身につけるなら「運動遊び」がおすすめ

今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスの
教室で提供している運動療育プログラムから
「カメさんゴロゴロ」をご紹介します。

子どもはうつ伏せに寝転がり、体を反らせて
両手で両足首を持つカメさんの姿勢になります。

指導者は雷の真似をして「ゴロゴロ~」と言い、
子どもはそれが聞こえたら手を離して
素早く床にべたっとなります。

雷の音が止んだらまたカメさんに戻ります。

これを繰り返しますが、時々違う言葉で引っ掛けを
入れてみたりすると、聞く力や判断力なども養われます。

また、慣れてきたら動きを追加してみてください。
「雷だ!」と言った時は膝を抱えて丸い石になる。

「カラスがきた!」と言った時はしゃがんで
頭を抱えた姿勢になるなど、
いろいろなパターンで遊んでみるのもおすすめです。

このカメさんのポーズは、腹筋や背筋、首の筋力を
使うので、瞬発的な力を発揮するのに必要な力を
つけていくことができます。

体の柔軟性なども必要なので、繰り返すことが大事です。
ぜひ継続して取り組めるように、
楽しいアレンジ遊びを考えてみてください。

感情のコントロール力を養いたい人はこちらの運動遊びもおすすめです。

この記事を書いた人
アバター画像

発達支援に特化した放課後等デイサービスを全国190教室以上展開する「こどもプラス本部」は、筑波大学大学院博士課程修了・柳澤弘樹博士(体育科学)の研究成果を基に設立されました。
身体活動と脳機能に関する研究を行い、発達障がいのお子様向けの運動プログラム開発に貢献しています。

発達障害運動療育・運動遊び
発達障がいのお子様向け放課後等デイサービス・児童発達支援 - こどもプラス
発達障がいのお子様向け放課後等デイサービス・児童発達支援 - こどもプラス