運動療育・運動遊び, 障がい者支援(接し方・教育を含む)

子どもに合わせた運動療育で脳のネットワークを育てていきましょう。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

私たちの脳は、感覚情報が不足していると感じると
それを補おうとする行動を起こします。
例えば耳が遠くなってくるとテレビのボリュームを上げたり
しゃべり声が大きくなったりします。
歯の治療後に麻酔が効いているとき、
何となく唇を噛んだりつねってみたりする行動も
そんな行動の1つといえます。

多動性のある子ども達に見られる
「つま先立ちをする」「クルクル回る」「走り回る」
「跳びはねる」「高いところに登る」などは
自己刺激行動と呼ばれ、脳の刺激を受け止める回路の
トラブルなどからきているとされています。

なので、多動の特性のある子どもを無理に
じっとさせようとするのは酷なことです。
そうかといって、いつもでも自由に走り回らせているのも
改善にはつながらないので、療育のなかで遊びとして、
その子に合った刺激を与えてあげることが大切です。

「揺れあそび」や「ジャンプあそび」「回転あそび」など
1人1人に合ったものを見極めて提供していき、
子どもが楽しく活動に取り組めることを大事にして
行っていきましょう。
そして少しずつ落ち着きを取り戻したり、
生活への支障が減ってくるように促していくことが大切です。

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発達支援に特化した放課後等デイサービスを全国190教室以上展開する「こどもプラス本部」は、筑波大学大学院博士課程修了・柳澤弘樹博士(体育科学)の研究成果を基に設立されました。
身体活動と脳機能に関する研究を行い、発達障がいのお子様向けの運動プログラム開発に貢献しています。

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発達障がいのお子様向け放課後等デイサービス・児童発達支援 - こどもプラス
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