運動療育・運動遊び

発達障害の子ども達はみんなと同じを目指す必要はありません。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

発達障害を持つ子ども達は、それぞれに苦手なことや
できないことがたくさんありますが、
それを無理にみんなと同じに合わせようとしたり、
我慢して慣れさせようとしたりする必要はありません。

今はいろいろなツールや便利な道具がたくさんあるので、
個々に一番合ったやり方を探して苦手を克服したり、
ストレスを減らして生きやすくする工夫が大切です。

また、苦手にばかり注目せず得意なことや好きなものへの
興味を伸ばし、自己肯定感を高める療育活動で
子ども達をサポートしていきましょう。

今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「回転大縄跳び」をご紹介します。

1人ずつ大縄跳びを跳びますが、その場でゆっくり回転しながら
10回くらい連続で跳びます。
ポイントは、同じ場所で跳ぶこと、
腕を振って一定のリズムで跳ぶことです。
また、回転しながら跳ぶには上半身をひねりながら
跳ぶことが大事になります。

最初から一気に回らず、少しずつ小刻みに回りながら
跳ぶようにします。
慣れてきたら1回で90度や180度ずつ回転できるように
少しずつレベルアップを目指して遊んでみてください。

他にもレベルアップとして
着地位置に四角いマスをテープなどで作っておき、
その中からでないように連続で回転ジャンプをする。
指導者が手を叩いた数だけ回転ジャンプをする
などのアレンジあそびもあります。

1人1人の課題に合わせながら、楽しい運動あそびを考え
提供してあげてください。