ADHD, 運動療育・運動遊び

ADHDの子が授業に集中できるように工夫や配慮が必要です。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

ADHDの子ども達は、授業中何十分も椅子にじっと座っていることが
苦手な子が多く、離席が目立つ場合があります。

その場合は環境調整をしたり、声掛けの工夫、課題の工夫、
席を立って行なう先生のお手伝いを頼むなどの配慮が必要になります。

そうすることである程度の時間座っていることができたり、
課題をスムーズに終わらせることができたりするので、
子ども自身の「できた」という気持ちや達成感、
自信にもつながります。

できる範囲でできることから始め、少しずつステップアップを
していけるように促していきましょう。

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今日はこどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「のれんくぐりクマ」をご紹介します。

鉄棒にマットを布団干しのようにかけます。
これを2~3こ作り、間を空けて設置しておきます。

子どもはクマ歩きで、このマットののれんを頭で押しながら
くぐって進んでいきます。

マットは重いので、押して歩くためには手と足の指先に
力を入れて歩くことが必要になります。

また、途中で疲れて膝をついてしまいたくなりますが、
膝を上げたクマ姿勢で進むように伝えます。

頭でマットを押す時に、頭のどの部分で押すかで
難易度が大きく変わります。

顎を上げて額に近い部分で押そうとするとなかなか前に進めませんが、
顎を閉じて頭頂部で押すようにするとスムーズに進めます。

この遊びでは、足の指先の踏ん張り力を強く養うことができるので、
速く走ったりバランスをとるような力が発達します。

こどもプラスが運営するInstagramアカウントでは、「クマ歩き」のアレンジ方法を紹介しています。投稿を参考にして、いろんなクマ歩きを楽しんでみてください。