LDでの困難さは学年が上がるにつれて顕著になり対応が必要です。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム
LD(学習障害)は、特定の分野だけでの困難があるので、
いつも冗談を言って友達を笑わせたり、体育の授業が得意で
いつもみんなのお手本になっていたりする一方で
文字を読んだり書いたりすることが極端に苦手ということもあります。
でもそれを周りの友達に知られるのは恥ずかしくて
何とかごまかしてきても、学年が上がるにつれてそれも
難しくなってきます。
必ずしもみんなと同じ方法だったり、同じ量や同じペースで
やることが大事ではないので、その子に合った方法で
その子のペースで指導をすることが大切です。
そして、達成感を感じながら自分に自信を持ち、自己肯定感を高めて
いけるように働きかけていきましょう。
今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「すり足でジャングルツアー」
をご紹介します。
ホールの中に跳び箱や三角コーン、縄、スリッパ、フープなど
様々なものを置いてコースを作ります。
いろいろな動きができるように、横向きで進むところ、後ろ向きに
進むところ、跳び越すところ、くぐるところ、
足元の不安定なところなどを作るようにします。
このコースを、ただ歩いていくのではなく
すり足で足音をできるだけ立てないように静かに進みます。
普通の歩き方とすり足の違いはわかりにくいことがあるので、
見本を見せながらわかりやすく伝えておきます。
すり足は普段の歩き方と違うので、身体コントロール力やバランス力、
集中力なども養うことができます。
子ども達の運動能力や集中力の持続時間、興味などに合わせて
楽しく取り組めるコース作りをしていきましょう。