発達障害, 運動療育・運動遊び, 障がい者支援(接し方・教育を含む)

発達障害の有無に関わらず文字に興味を示さない場合は遊びから興味を促すようにします。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

子ども達の中には、早くから文字に興味を示して読めるようになる子も
いれば、小学校に上がる頃になっても全く興味を示さず、
なかなか読んだり書いたりできないので親御さんがとても
心配していることがあります。

いきなり文字を読ませる練習を始めると、ハードルが高すぎて
嫌になってしまったり、苦手意識が増してしまいやすいので、
まずは子どもの好きな絵本を読みながら興味を向けさせたり、
絵カードなどを使って遊びの要素を取り入れながら
文字への興味を促すことが大切になります。

今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「なぞなぞグーパー」をご紹介します。

まず、その場でのグーパー跳びの練習をし、一定のリズムで
スムーズにできるようになったら、グーパー跳びをしながら
指導者の出すなぞなぞに答えてみます。

速いグーパー跳びをする必要はないので、なぞなぞを聞いている時や
答えを考えている時、答えを言った後もグーパー跳びを
維持しながら行うようにします。

このように一定のリズムを刻みながら別の思考をするということは
とても難易度の高い作業で、相手の声に耳を傾ける集中力、
相手が言っていることを理解する語彙力、答えるための判断力、
跳びながら話す調整力などが強く養われます。

少しずつ難易度を上げながら楽しく遊んでみてください。