発達障害は目に見えにくいので周囲の気付きと対処が重要です。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム
発達障害は目に見えない障害のため、周囲の人の気付きと理解、
そして支援が必要になります。
例えばASDがあっても、生活面では自立していて、多動や言葉の遅れもない
場合などは、一見おとなしくてしっかりしている子に見えます。
でも実際は、耳からの情報収集が苦手で指示を理解できていなかったり、
騒々しい集団の中にいることがとても苦痛だったり、
ワーキングメモリの弱さや強いこだわり、感覚過敏などがあったりします。
自分の気持ちを伝えることが苦手な子ども達なので、
早期の気付きと対処が大切です。
今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「まねっこ遊び」をご紹介します。
指導者が「頭」「お腹」「お尻」など体の部位を言いながら
その部分を触るので、子ども達も同じように言葉で言いながら
その部分を触り、言葉と動作を真似して遊びます。
ただ動作をまねするだけでなく、言葉も発することがポイントです。
そうすることで言葉の理解を促したり、相手の言葉に集中する力を
養うことができてきます。
また、集団の中で声を出すことで、人前で声を出すことへの抵抗が減り、
普段から自分の意見を言うことができやすくなります。
慣れてきたら歩きながら指導者の真似をしてみる
「まねっこ歩き」にも挑戦しながら、社会性の発達も促していきましょう。