運動療育・運動遊び

発達障害は目に見えにくいので周囲の気付きと対処が重要です。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

発達障害は目に見えない障害のため、周囲の人の気付きと理解、
そして支援が必要になります。

例えばASDがあっても、生活面では自立していて、多動や言葉の遅れもない
場合などは、一見おとなしくてしっかりしている子に見えます。
でも実際は、耳からの情報収集が苦手で指示を理解できていなかったり、
騒々しい集団の中にいることがとても苦痛だったり、
ワーキングメモリの弱さや強いこだわり、感覚過敏などがあったりします。

自分の気持ちを伝えることが苦手な子ども達なので、
早期の気付きと対処が大切です。

今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「まねっこ遊び」をご紹介します。

指導者が「頭」「お腹」「お尻」など体の部位を言いながら
その部分を触るので、子ども達も同じように言葉で言いながら
その部分を触り、言葉と動作を真似して遊びます。

ただ動作をまねするだけでなく、言葉も発することがポイントです。
そうすることで言葉の理解を促したり、相手の言葉に集中する力を
養うことができてきます。
また、集団の中で声を出すことで、人前で声を出すことへの抵抗が減り、
普段から自分の意見を言うことができやすくなります。

慣れてきたら歩きながら指導者の真似をしてみる
「まねっこ歩き」にも挑戦しながら、社会性の発達も促していきましょう。

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発達支援に特化した放課後等デイサービスを全国190教室以上展開する「こどもプラス本部」は、筑波大学大学院博士課程修了・柳澤弘樹博士(体育科学)の研究成果を基に設立されました。
身体活動と脳機能に関する研究を行い、発達障がいのお子様向けの運動プログラム開発に貢献しています。

運動療育・運動遊び
発達障がいのお子様向け放課後等デイサービス・児童発達支援 - こどもプラス
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