自閉症スペクトラム, 運動療育・運動遊び

発達障害の子ども達は発達に偏りがあり、それは子どもによって全く違います。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

ASDなど発達障害の子ども達の発達は、すべての発達に遅れが
あるという誤解もありますが、そうではありません。

例えば、単純な計算問題なら同年齢の友達と比べて
速くできても、文章問題になると全く解けなかったり、
言葉の理解力はあるのに人と会話をすることは
できなかったりと、それぞれの発達に偏りがあります。

その子なりのペースで成長しているので、
苦手な部分ばかりを補おうとするのではなく、
得意な部分で自信をつけながら、少しずつ力をつけ
全体的なバランスを整えていくことが大切です。

今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムの「予測じゃんけん」をご紹介します。

子ども達と向かい合って座り、最初にグーチョキパーの手を確認しておきます。
「グーに勝つのは?」「チョキに勝つのは?「パーに勝つのは?」と
子ども達と一緒にしっかり確認しておきましょう。

そしたらじゃんけんを始めます。
「先生はグーを出します。みんなは先生に勝つ手を出してね!」と
言ってじゃんけんをします。
同じようにチョキやパーも混ぜて何回かやってみます。

勝つことがスムーズにできるようになったら、
次は負ける手を出してもらいましょう。
負ける方が難しいので、確認しながらゆっくりやってみましょう。