自閉症スペクトラム, 運動療育・運動遊び

自閉症児では音に敏感な子が多く、対応策を考えることも必要になります。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

ASD(自閉症スペクトラム)の子ども達は
音に対して敏感なことが多く、
赤ちゃんの泣き声やバイクの音、
救急車のサイレンや非常ベルなどの音をとても嫌がったり
怖がったりすることがあります。
また、人によって特定の音に不快感を示すこともあります。

音を無くすことは難しいので、個々に対応策を考えていくことが
大切になります。

関連記事:ASDでの感覚過敏はかなりのストレスなので、周囲の配慮が大切です。

こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムの「ウシガエルフープ」をご紹介します。
フープを5つほどくっつけて並べ、コースを作っておきます。

ウシガエルになって、手→足→手→足の順番に前に出して
進んでいきますが、フープの中だけに手足をついて
フープに当たらないように進みます。

手と足が一緒にジャンプしてしまわないように、
ゆっくりで良いので正確に進むことを大事にします。

手を出す時に、フープの真ん中につかなければ、
足を置く場所がなくなってしまいます。

フープを踏まないで進むにはどこに手をついて
どこに足を持ってくれば良いかを常に考えながら、
自分の体を動かせるように繰り返し行なっていきましょう。

慣れてきたら、よりウシガエルの動きを意識して
手よりも前に足がくるようにしたり、
コースをアレンジしたりしながら、考えながら動く機会を増やし、
子ども達の発達を促していきましょう。

ウシガエルに関する運動遊びをもっと知りたい方は、こちらの療育プログラムもオススメです。

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発達支援に特化した放課後等デイサービスを全国190教室以上展開する「こどもプラス本部」は、筑波大学大学院博士課程修了・柳澤弘樹博士(体育科学)の研究成果を基に設立されました。
身体活動と脳機能に関する研究を行い、発達障がいのお子様向けの運動プログラム開発に貢献しています。

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発達障がいのお子様向け放課後等デイサービス・児童発達支援 - こどもプラス
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