発達障害の診断がなく支援を受けられていない子ども達が大勢います。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム
保育園・幼稚園のうちにASDやADHDなど、すでに発達障害の診断が
出ている子ども達は、園生活でも手厚い支援がされ、
療育施設に通うなど対応をとられていることが多いですが、
診断が出ていないがその疑いがある段階の子ども達は、
なかなか支援が行き届いておらず、
適切な対応ができていないことが多くあります。
小学校での生活は、子どもの身辺自立がある程度
できていることが前提で進められていくので
そんなグレーゾーンの子ども達がつらい思いをすることがあります。
楽しい小学校生活になるように、
支援サポートをしていきたいですね。
こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「指先でカップ運び」をご紹介します。
子ども達は横に一列に並び、体操座りのようにして座り
両手は後ろについておきます。
そして、足だけを使ってカップを挟んで持ち上げ、
隣の友達に渡していきましょう。
両足の指先を使って挟んでも、片足の指先で挟んでも
どちらでも良いので、隣の友達に上手に足で渡せるようにします。
相手が受け取りやすい位置を考えたり、
相手が受け取るまでカップを落とさないようにしたりする中で
相手を思いやることや社会性が養われます。
集中力も必要になるので、人数調整や環境調整など
細かく配慮しながら遊べるようにしていきましょう。