発達障害, 運動療育・運動遊び

記憶を司る「海馬」は運動によって働きが高まります。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

私たちの脳みその中には、「海馬」という
記憶に関係している部分があります。
新しいことを記憶していくとても重要な器官ですが、
良い刺激を与えてあげると働きはアップし、
悪い刺激を与えてしまうと働きが悪くなるという
デリケートな性質を持っています。

良い刺激の代表的なものが「自発的な運動」です。
ポイントは、「自発的な」というところです。
同じ運動でも強制的なものだとかえって神経が
死んでしまうこともあるので、
子ども達が自発的に取り組める環境作りが
とても重要になります。

今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスの
教室で提供している運動療育プログラムから
「方向ジャンプゲーム」をご紹介します。

指導者がジャンプする方向を「前」「後ろ」「右」「左」
というように指示をするので、
子どもは、指示された方向に両足を閉じてジャンプをします。
指示はリズム良く、慣れるまでは「前」と「後ろ」の
2方向だけで行い、慣れたら4方向にします。

方向がわかりやすいように、
足元に四角や線を描いておいたり
目の前で同じ方向に動いて見本になると良いです。

聞く力、集中力、判断力、方向の認識力などが
養われる遊びです。
それぞれの課題や興味に合わせ、楽しく組み合わせて
取り入れてみてください。