発達障害を複数併発しているとそれだけ困難も多く、支援が欠かせません。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム
発達障害には、ASD(自閉症スペクトラム)、ADHD、LD(学習障害)と
いくつかのタイプに分けられていますが、
必ずしも1つだけが現れるというわけではなく
複数を併発していることも少なくありません。
複数の障害を併せもっていると、それぞれの障害による困難さが
重なり、その苦労やストレスは大きなものになります。
また、そこから二次障害として精神的な疾患を併発してしまうことも
あるので、正しい理解と支援が欠かせません。
こどもプラスの放課後等デイサービスでも、個々に寄り添った
療育活動で子ども達を支援していきましょう。
今日は、教室で提供している運動療育プログラムから
「180度回転のグーパー跳び」をご紹介します。
まず手と足をパーに開いた姿勢になり、そこから体をねじって
ジャンプしながら180度回転し、
後ろ向きに手足を閉じたグーの姿勢で着地します。
次は前向きになるように、また180度回転して跳び、
今度はパーで着地します。
この動きを交互に繰り返しながら前に進んでいきます。
これは空間認知と言われる力を強く刺激する動きです。
体を回転させながら、距離や方向がずれないように意識して
跳んでいくので、子ども達にはとても難しい動きです。
速く進むことよりも、1回1回のジャンプを確実に行なえるようにし、
跳躍力とともに、体を器用に動かすコントロール力も
養いながら遊んでいきましょう。